てんかんの発作のタイプ
てんかん発作の症状にはさまざまありますが、それらは全般発作か部分発作の2つに大きく分けられます。
全般発作は脳の異常興奮が最初から脳全体に起こる発作で、意識がなくなり、それと共に全身にけいれんが出現するタイプや、動作が停止するタイプなどがあります。
意識消失と全身けいれんを起こす強直間代発作や、意識消失と動作が停止する欠神発作などがあります。
部分発作は脳の一部に異常興奮が起こることにより、その脳の部位に関係する体の部位の異常運動、感覚異常、精神症状、自律神経症状などが出現します。
さらには、その異常興奮がその部位にとどまらず、脳全体に広がることで意識障害や全身のけいれんなどを引き起こすタイプもあります。
てんかんの診断にあたっては、いつ、どこで、どのような状態で、どのような症状が、どのくらいの長さ続いたかなど、発作時の症状を詳しく確認、観察することが大切です。
てんかん発作と区別する症状としては、失神があり、立ちくらみなどで、起立したときなどに起こる急激な血圧低下によって起こる失神発作です。
また、心因性に起こる偽発作で、本物の発作との区別が困難なこともあります。
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|
|