不眠のタイプ
不眠には次の4つのタイプがあります。
@入眠障害
寝付くまでの時間がかかるもので、ストレスに関連してよくみられ、ストレスとしては、短期的な旅行、入院、試験、家族の事故、病気などと、中長期的な職場や家族の問題、経済的な問題、長く続く身体疾患などとがあります。
A中途覚醒
睡眠の維持の障害で、一晩に2回以上目が覚めるもので、睡眠時無呼吸症候群、周期性四肢運動障害にみられ、また寝酒も中途覚醒を起こしやすくなります。
B早朝覚醒
本来の起床時間以上早く目が覚めてしまうもので、うつ病のときに典型的にみられ、また、老人性の原発性不眠、睡眠相前進症候群でもみられます。
うつ病の場合は、休養、抗うつ薬、睡眠薬の投与、ストレスの軽減などが必要になります。
C熟睡感欠如
眠りが浅く十分に眠った気がしない感じをいい、一晩中眠れなかった、何日も眠っていないと訴える場合には、神経症性不眠の場合もあります。
本人の主観的な不眠感と客観的な睡眠が異なっている場合があり、また今日も眠れないのではないかという予期不安が強いのが特徴です。
うつ病がんばるな!
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