てんかんの発作で頭が悪くなる
てんかんの発作には、全身あるいは身体の一部だけのけいれん発作、意識だけが一瞬曇るだけの発作など、てんかんの発作にはいろいろな種類の症状があります。
それらのどの発作が起きても、起すたびに頭が悪くなるということはないのですが、けいれん重積状態といって、全身のけいれんが何時間も止まらない状態の場合、脳の血流の障害や心臓の負担から死にいたることがあります。
そのような時は、早く発作を止める処置をしなければなりません。
てんかんといってもいろいろな原因があり、多く分けて、生まれつきの素因だけで起きたてんかんと脳に明らかな障害があってそれが原因で起きたてんかんがあります。
後者の場合、てんかんの原因となっている障害が悪化したり、進行したりして、その結果発作が増えることがあり、その場合、記憶力の低下、能力の低下が起こることがあります。
しかし、それは発作を起したからではなく、もとの病気が悪化して脳障害が進んだ結果ですので、てんかんの発作そのものが、起きるたびに脳に障害を残し、頭が悪くなるということはないのです。
発作の起きる状況によっては事故やけがに結びつくこともあり、生活の妨げとなることもあり、特に子供の場合には、それが心の成長に影響をおよぼすこともありますから、発作をがある場合には医師の診察を受けるようにします。
うつ病がんばるな!
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