過食で安心感を得る
過食は原因はいろいろですが、食べることへの極度の没頭、食べ物への抵抗できない渇望、大量の食べ物を短時間で食べつくしてしまうこと、食べた物を意図的に強迫的に嘔吐したり、下剤を乱用して体から排出させるという行為がみられます。
大食の人の場合、食べて吐くという一連の行動のあと、頭が真っ白になり何も考えなくてすむ、ストレス・悩みが発散される、しばらくは自分でなくなり安心していられるなどと、よく主張します。
しかし、実際には、脳内の視床下部から下垂体系の機能を障害したり、身体の健全な成長を阻害したりします。
病前性格としては、良い子、勤勉な子、負けず嫌いな子という考えもあります。
食欲や食物摂取量を、自分の思うとおりにコントロールできない過食症の人への治療法としては、抗うつ薬を主体とした薬物療法が重要になってきます。
また、過食の人は対人関係に敏感です。
食べることさえコントロールできない無力感や、一人では普通に生活できない絶望感を抱えていますから、共感を持って支持的にかかわることが大切なのです。
うつ病がんばるな!
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