不安な考えと行動を繰り返す
強迫性障害とは、強い不安と、繰り返し起きる同じ考えと、それに基づく行動の繰り返しをいいます。
この考えや行動は自分の意思で中断することは困難で、例えば、家に泥棒が入るという不安と、繰り返し起きてくる鍵のかけ忘れという考え、それに基づく鍵の確認の行動の繰り返される確認強迫です。
この病気にはほかに、手にばい菌がついているのではないかという不安から手洗いをずっとする手洗い強迫などがあります。
強迫障害の治療法には薬物療法と精神療法があります。
薬物療法はSSRIを基本にして、抗不安薬を補助的に使います。
精神療法としては認知行動療法や支持的精神療法があります。
認知行動療法とは、パターン化した認知が情緒や行動に影響していることに着目し、認知の仕方を変え情緒の安定や行動の修正を効果的に行う非薬物療法です。
繰り返しの練習で自分の考え方やそれによる情緒・行動を自分でコントロールできるという自覚を促します。
また、この病気には、過度のダイエットに見られる拒食や過食などの摂食障害、結婚式の受付などで署名をするときに過度に緊張して字が書けなくなる書痙、ひきこもり・あがり症・赤面恐怖症といった社交不安障害、買い物をしないと気がすまない買い物依存症などがあげられます。
うつ病がんばるな!
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